相続にはさまざまな手続が必要になる
家族や親族が亡くなったときにはさまざまな手続が必要です。死亡届にはじまり、年金や健康保険などの手続が続きますが、これとともに考えなければならないのが遺産相続です。まずは亡くなった人がどのような財産を持っていたのかを調べる必要がありますし、相続人全員が集まってその配分を決める遺産分割協議もあります。それが終われば遺産分割協議書として話し合いで決まった内容を文書に取りまとめて後日の証拠とします。
この書類は土地や建物の登記、自動車の名義変更などでも活躍しますので、間違いがないように作成することが大切です。愛媛県の県庁所在地にあたる松山市内であれば、法務局や運輸支局などの役所も近いので他の地域よりは便利ですが、いくら松山市内にあるとはいっても、肝心の手続のしかたがわからなければ意味がありません。
また相続人のすべてが松山市内に住んでいるとは限りませんので、全国から呼び寄せるにもある程度の段取りを組んだ上で、一度の機会でなるべくすべての手続が終わるようにしなければなりません。このように言葉で説明するのは簡単でも、実際にやってみると難しいことが多いのが普通ですので、あらかじめ法律の専門家の意見を聞くなどしておいたほうがよいでしょう。
相続のお悩みは身近な司法書士事務所へ
ただでさえ難しい相続の手続ですが、場合によっては残された家族や親族同士で思わぬトラブルになることもあります。現金や預貯金はまだよいとしても、松山市内の不動産は容易に分割ができませんので、たとえば同じ松山市内に住んでいる特定の誰かが引き取ることになるのが普通です。
すると同じ兄弟姉妹なのにその人だけが得をしてしまうことにもなりかねず、不公平感を覚えた人には不満が残ります。このような場合は不動産をまず松山市内の不動産会社に売却して、その収入を均等に分割するといった解決方法があります。土地であれば分筆してそれぞれの人が所有権を持つ方法ももちろんあります。また遺産分割はかならずすべての人が平等であればよいとも限りません。
松山市内に住む年老いた親の介護を献身的にしていた人がいて、その親が亡くなったのであれば、やはり介護で苦労をした人に手厚く配分をすべきです。逆にそれが認められずにトラブルになることがあります。このように相続に関連するお悩みの内容は多様ですので、松山市に事務所を持つ愛媛あんしん相続相談所に相談をしてみて、よりよい解決策を探ってみるのがよいでしょう。認定司法書士をはじめとする経験豊富なスタッフが、親身になって相談に対応します。